IT資格取得~受験料の節約~

ITに関する資格についてのブログ

情報処理安全確保支援士の登録への長い長い道のり~通称名:登録セキスペ(登録情報セキュリティスペシャリスト)~

情報セキュリティスペシャリストを保持している人が、情報処理安全確保支援士に登録できる期間があと1年ちょい。(正確には2018/8/19まで)

上半期の締めが7/31なので、そろそろ登録しようかなと思い、重い腰を上げたら大変な目にあった。

収入印紙買って、銀行振り込みして書類送っておしまい

って勝手思い込んでいたことが大誤算・・・

必要書類が全部で8種類あるのだが、そのうちの3種類は役所に行かないと手に入れない系であった。

 

必要書類①:登記されていな いことの証明書 (原本)

まず、名称から突っ込みどころが満載。こんな平仮名ばかりのお役所系書類は他にないのではないかと。。。否定形なのも新鮮である。

「※成年被後見人及び被保佐人に該当しないことを証明するため 」

※印の補足も素人にはまったく補足になっていない。宅建とか持っている人は知っているかもだが、、、一番許せないのが、取得できる場所/時間がかなり限られていることである。「近くの法務局ってどこ?受付時間限られすぎじゃね?」って感じでまたまた突っ込みが入る。しょうがないから郵送で手続きしたが、収入印紙、返信用封筒(もちろん切手込)が必要。収入印紙は1通あたり300円分必要だが、コンビニで購入できる収入印紙は基本は「200円」。。

  • 一通のために400円分購入すると100円損した気分。ただし100円の収入印紙を買いに郵便局とかにいくのはもっとだるい。
  • 損だけではなく「100円多いから」って理由で再申請、申請やり直しになったらさらに悪夢。

今年の上半期の登録期日が迫っている。「確実にこのながったらい証明書」を手に入れる必要があるので、200円の収入印紙を3枚購入して、2通申請することにした。300円損しているが、証明書が来ないリスクを考えると安いかなと考えている。。

 

必要書類②:身分証明書

必要書類③:戸籍の謄本若しくは抄本又は住民票の写し

 

 

②、③は次回紹介する。マイナンバーカードの活躍を非常に期待していたが、案の定突っ込みどころは満載であった。

 

 

【コラム】転職を躊躇うのはなぜか~ファーウェイの初任給の40万円を考える~

「失敗の人生でもいいじゃないか」とあるWebの記事で読んだ。何の話題でそのような文章が使われたかは全く覚えていない。ただ「失敗の人生でもいいじゃないか」ってのだけ鮮明に覚えている。

転職の適性検査について、最近投稿したが、そのきっかけを与えてくれた某後輩が「転職すべきか未だ迷っています」と言っていた。どうやら「転職=不安定」のイメージがあり、なかなか決断できないらしい。個人的には後輩が所属している会社にずっといる方が、よっぽど不安定といいたいところだが・・・

SHARPTOSHIBA/リコーetcetc理由はどうであれ、業績不振でリストラ、早期退職をやっている大手企業はいくつもある。退職金は減り、せっかくコツコツ買った持ち株は半値以下・・・

 

退職金や今後上がるであろう給料を信じて、仕事をすることが一番リスクではないか??

 

何も約束されていないことにしがみついて、20代を我慢して無駄にするのはもったいない。転職を我慢して、ストレスに耐え、夜遅くまで頑張って仕事をしたのに「ボーナスカット、昇給0」となった時が一番の絶望ではないか。後悔してもしきれない。

もちろん転職して失敗することもある。隣の芝は青く見える。転職したらしたで後悔することもあると思う。個人的な意見ではあるが、何かしら行動を起こした結果の失敗の方が、晩年すっきりしているのではないかと思っている。冒頭に書かせて頂いた「失敗の人生でもいいじゃないか」の理論である。

少し話が変わるが、ファーウェイの初任給の40万円が話題になっている。少し古い考えを持っている人だと、

 ・クビになるんでしょ

 ・みんなすぐやめるんでしょ

 ・なんか怪しい

ってみたいに、ネガティブに考える傾向があるが、初任給40万円なんか絶対に入るべきである。30年勤めあげてやっともらえる退職金や企業年金を頼りにするより、新卒から40万円もらって、そのうち毎月20万円を株、債券、確定拠出年金、ドル建ての生命保険やらに投資した方が、よっぽど年とってから頼りになるはずである。

仮に会社の体質が合わなかったらさっさとやめるだけ。第二新卒の枠が充実してきているのでいくらでもやり直しはできる。

転職も就活もどうせ隣の芝は青く見えるのだから目の前の人参に飛びつくのが最良の選択ではないか。。。(´・ω・`)

 

ちなみにお遊び端末、兼、仕事で使うテスト機として「Huawei P9 LITE SIMフリースマートフォン」を最近買ったけどふつーに良かった。不満はなし。

 

 「Huawei P10 LITE SIMフリースマートフォン」が先月でたみたい。SIMフリーでライトに使うユーザはP9で十分。

 

 

 

 

【コラム】コンサル辞めて社内SEに転職して3年でコンサルに戻った人の話

年齢を重ねると、やら家族だ、子供だ、先輩だ、後輩だと言って友人・知人・仕事仲間に会う機会が減る。そんな事を思っていたら、突然、懐かしい友人(A男子)からLINEで連絡があった。

「飲み行こう!」

電話帳には登録があるのだが、LINEでの連絡は初めて。電話番号で検索してくれたのだろうか。。。マルチ/保険/証券/住宅のセールス、いろいろ疑ったがせっかくなので、会うことに。実際会ってみると、何も営業されることなく、乾杯の後に

「オレまたコンサルに戻った」キリッ!!!

と唐突に宣言された。その友人(A男子)は、新卒で入社した外資系コンサルに疲れて、3年ほど前に大手事業会社の社内SEにネクストキャリアとして転職していたのであった。当時の転職理由と、社内SE辞めた理由がなかなか興味深いので、紹介させていただく。コンサル、社内SEを目指している人には、いい体験談かもしれない。

(個人的には仕事以外のくだらない話を聞きたかったのだが、、)

<A男子の3年前の転職理由(コンサルから社内SEになりたいと思った理由)>

①、お金より時間。長時間労働に疲れた

②、数字からの解放されたい、追われたくない

③、プレッシャーから解放されたい

 

<A男子の現在の転職理由(社内SEからコンサルに戻りたいと思った理由)> 

①、時間よりお金

コンサルころは30歳前半で1000万円以上貰っていたが、社内SEに転職して残業次第では300万円以上ダウン。いざそれで生活してみると、いろいろ困ったらしい。しかも言うほど暇でもなく、大して時間が余ったわけでもないという悲劇。

②、モチベーションの激しい低下

覚悟はしていたが、あまりのギャップに金魚のように口をパクパクしていたとのこと。無責任、丸投げ、やる気0が大半で、結局責任感があるA男子の様な一部の人が引っ張ろうと頑張って、長時間労働につながるという悪循環。残業制限もあり、やればやるほど損。評価されたとしてもボーナスが気持ち増えるだけ。私生活はふざけている割に仕事はちゃんとしたいという迷惑なA男子は、結局、他の人のように丸投げもできなかったらしい。むしろ、丸投げするのが一番ストレスで、耐えきれなかったとのこと。気持ちはわからんでもないが、、、

③、ある程度の緊張感の必要性

解放されたいと思っていたプレッシャー、緊張感は結局のところA男子には必要だったとのこと。筋トレ大好きの人がやめられないのと一緒と言っていた。資格、業界の勉強にしてもまったくと全くと言っていいほど、身に入らなかったらしい。昇進も狭き門。コンサルだったら、自分の売り上げ、チームの売り上げが高ければどんどん給料も上がっていくが、社内SEはそうではない。課長になるのも一苦労。(もしくは一生なれないかもしれない)そういった環境に起因してモチベーションがあがらなかったのではないかと考えている。

いたいコンサル すごいコンサル--究極の参謀を見抜く「10の質問」

■感想■

社内SEもコンサルも一長一短でどちらが良いかはわからない。ただし、A男子の体験談を聞く限り、バリバリ仕事をした人がそろそろ疲れたから、

   安定したい、楽したい、さぼりたい

といった動機で転職するのは良くないなと思った。特にコンサルの人が「給料はあんま下げたくないし、でも楽したいから大手事業会社に入ろう!」はかなり危険と感じた。大手事業会社ってそもそも儲かっているから「大手」であって、暇だったら高い給料も払えないだろうし、みんなさぼっていたら会社が成り立たないはずである。普通に仕事したら楽ができないのは当たり前な気がする。

「無責任になって丸投げできること」も一つの才能であって、今までそういう生き方をせずにまっすぐ突っ走ってきた人は「無責任にはなれない」と認識すべきではないかと思ったり、思わなかったり・・・・・(´・ω・`)

 

新・独学術―――外資系コンサルの世界で磨き抜いた合理的方法

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