IT資格取得~受験料の節約~

ITに関する資格についてのブログ

【コラム】Fintechとソーシャルレンディング~やらないと損?みんなやってる?~

ここ2~3年「Fintech」って言葉をよく耳にする。「IT×金融」を表しているとのことだが、IT関連業務に従事している身からすると特段目新しいものでもない。はるか昔から金融とITは密接な繋がりがあるからだ。周りの人もIT関連のひとばっかりなので、「Fintech」って言葉がどのくらい流行っているのかがわからないのが残念。。。

FinTechの衝撃

何故「Fintech」に言及したかというと「ソーシャルレンディング」って言葉が自分の中で今ホットであるからだ。実際世に出始めたのは数年前であり、知っている人からすると何を今更と思うかもしれないが。。。(細かい説明はググればたくさんでてくるので割愛するが、ソーシャルレンディングはFintechの一環?とされている。)

余剰資金の投資先としてソーシャルレンディング投資を始めるから自分の中ではアツイ。超低金利の昨今、年利3%以上で運用できるの魅力的。利回りがいい投資先としてJ-reitもあるが、ソーシャルレンディングは価格変動がない商品がほとんどのため、一回投資したら放置できるのもメリットだと思っている。もちろん元本割れのリスクはある。。

いろいろ調べた結果、SBIが運営しているSBI Social Lendingを使用することに。(大手だから安心の理論が通じるかは正直わからないorz....)9月の中旬ごろから年利6.5%の「SBISL不動産バイヤーズローンファンド」が始まるとのことでビビりながら少しだけ投資をすることにした。

前回は初日に投資額に達したらしいので、通勤時間を使って申し込みをしてみることに。9:00申し込み開始であったが、少し出遅れて9:20から申し込み手続きをしたところ、

 サイトが重い、つながらない・・・・・・

まじか。自分が思っている以上にソーシャルレンディングをやっている人がいるのか??何回かリトライしたけどダメ。気が付いたら募集額の達して申し込みができなくなった。申し込み開始してからわずか1時間の出来事。(;´Д`)

申し込みできなかったことは残念であったが、わずか1時間で「9億円の資金調達」が完了したことに非常に驚いた。「Fintech」を実感した瞬間であった。今まで、銀行などの金融機関が間に入って資金調達がなされていたが、この仕組みが一企業まで浸透したら、銀行が不要になりそうである。もちろん銀行も黙っていない。仮想通貨を始めたりと取り残されないように新しいことに取り組んでいる。

直近2~3年はそこまでお金の仕組みは変わらなそうであるが、20年後ぐらいにはお金の概念ががらっと変わっているかも。。。

お金の概念が変わったとしてもIT技術の大切さは変わらないはず?だから勉強勉強勉強勉強、、、、利回りの計算しているよりITの勉強した方が投資対効果が良かったりして・・( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)

 

【コラム】システム投資と効果測定~なぜ技術者のモチベーションは上がらないのか~

私の周りだけ?だと思うが、技術者のモチベーション低下が著しい。

建築/製造業の技術者の位置づけがいまいち把握できていないが、IT業界では技術者がいなければ何も始まらない。。。調整役としてのSEは仕様を決めるだけで、その作り手(技術者)がいなければ絵にかいた餅で終わる。

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか (講談社+α文庫)

作り手のモチベーションが低いと、やらされ仕事になり言われたことしかやらなくなる。明らかに間違った動きだったとしても「そう言われたからやりました。」って平然と言ってのける。逆にモチベーションが高いと、自分の役割を超えて手広くやってくれたりする。(手広くやり過ぎるのは良くないことであるが、、、)

品質強化の手法は多数世の中に存在しているが、個人的には「作り手のモチベーションを上げること」に尽きると考えている。

最近よく聞く不平不満は、

  • 自分では全く納得していない不便な仕様を実装しなければならない
  • 変なところでケチられていいものが作れない
  • 利用されていないのに無駄にメンテナンスする(公共システムで多いパターン)

である。当事者意識を持って仕事をしたとしても、エンドユーザーに還元されるわけでもなく、目標/目的が見いだせないのである。

少しずれているかもしれないが、ぐだぐだなシステムを生み出す一つの要因として「効果測定が十分にできていないこと」があると考えている。

企画フェーズ、RFP作成段階だと投資対効果、数年先の収益などの「予想」を結構パワーを使って考える。どの様にユーザーが増えていくのか、どんなプロモーションをやっていくのかを会社のエース級がひたすら考える。その時に「予想すること」に注力し過ぎて「予想したことが予想通りになっているかを検証する術」の検討が疎かになっていることが多いと感じている。(PDCAのPに注力しすぎて、CのCheckが十分できない状態である。)

Checkが十分に機能しないと効果的なシステム投資ができず、誰かの思い付きのような機能追加、改修をしなければならなくなる。不思議とこのようなシステムは「システムが使われていないことをシステム化して補おうとする」傾向がある。(予算取り/組織内の政治も要因であったりするが。。。)負のスパイラルである。変なシステムもやる気がない技術者が作るので、余計変なシステムができるのである。

効果測定がちゃんとできていれば、

・機能追加ではなくCM/キャンペーンを打ってユーザー数を増やす

 →システム化以外の方法で利用率を上げる。

・ある画面の離脱率だけが高いからその画面だけユーザビリティ―を向上させる

 →ピンポイントで開発する。

・使われていない機能を廃止する(これができていないところがほんとに多い・・

 →さっさと撤退。メンテナンス費を削減する。

・他のサービスと連携して認知度を向上させる。

 →自前でどうにかするのではなく、他に任せる。

などなど、いろんな選択ができるようになる。

企画時のメンバはサービスインするといなくなることが多い。(悪く言うとやり逃げ)効果測定の方法が十分に検討されないまま、システムを維持するメンバに引き継がれると「これやる意味あるんだっけ?」状態になりモチベーションが上がらない。そうなると考えることを放棄するので、いいものができなくなる。

 

いろいろ書いたらごちゃごちゃに散らかってしまったが、、、

メンバの仕事に対するモチベーションが上がらなくて困っている人がいたら、「効果測定」ってキーワードで振り返ってみるのはアリ???

【新版】動機づける力―モチベーションの理論と実践 (Harvard Business Review Anthology)

【新版】動機づける力―モチベーションの理論と実践 (Harvard Business Review Anthology)

 

 

【コラム】健康保険料ってこんなに違う~転職/就職で要注意~

週休三日制でも、結局土日祝休みの大手の方が良いてきな話を紹介した。今回はその続き、大手の方が良いシリーズ第二弾の「健康保険料」。

↓↓前回の話↓↓

大手企業から中小に転職した人が「健康保険料がたけー」と叫んでいた。健康保険料なんてどこも同じと思っていたら大間違い、全然違う!!!!(ちなみに保険料はググれば簡単に出てくる。)

<保険料の比較:標準月額報酬が41万円の場合(介護保険料込み)2017/08時点>

知って得する年金・税金・雇用・健康保険の基礎知識2017年版

企業によっても多少異なるが、中小企業向けの協会けんぽがダントツで保険料が高い。世界有数企業トヨタ様はさすが、調べてた中では一番安かった。給料がいい上に、保険料が安い。大企業に人が集まるわけである。しかも、保険料だけではない。組合によっては

  • 出産一時金に上乗せがあったり
  • 高額医療費の上限額が安かったり
  • いいホテルが安く泊まれたり
  • ディズニーランドに安く行けたり

といいことだらけ。特に、高額医療に関する補助はデカイ。調べた感じだと、良さげの組合に入っていたら「民間の医療保険がん保険」が全く不要なくらい充実している。

逆に、保険料が高い上にプラスαの補助が充実していなかった場合、民間の医療保険で補う必要があるかもしれない。。。

もろもろ考慮してみると健康保険料だけで月2万円ぐらい差がでるのではないか。。。その2万円を毎月投資して、30年ぐらいをいい感じに投資できれば1000万円近い差が出ることになる。

大手をヨイショしいたいわけではないのだが、いざいろいろ比較してみると「大手っていいな」って思う。年収には表れないところでも、休みの数しかり、健康保険料しかりいいことしかない。

大手にいる人で自分が恵まれている境遇にいることに気が付かず、いざ転職して後悔するケースはよく見てきた。額面だけの年収アップにつられてしまい、実は

いろいろトータルで考えるとドマイナス!!

ってオチである。転職、就職してからでは遅い、、、そんなことにならないためにもFP2級ぐらいの最低限の知識を持っとくことをおススメする。

史上最強のFP2級AFP問題集 17-18年版

知って得する年金・税金・雇用・健康保険の基礎知識2017年版

知って得する年金・税金・雇用・健康保険の基礎知識2017年版