情報処理安全確保支援士の更新までの道のり〜素晴らしき無駄〜
昨年末に情報処理あんぜん確保支援士(登録セキスペ/旧セキュリティスペシャリスト)の講習を受け、更新手続きが終わったと思っていたら、IPAから更新のお知らせが・・・
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◎本メールは、2020年5月27日時点で登録されている2017年4月1日、
および2017年10月1日登録の情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)で、
登録更新申請が確認できていない方々を対象にお送りしています。
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フィッシングなのではないかと疑いつつ、よーく読んでみると、更新手続きが終わってないことが判明!!!
無駄に大変な登録手続きをさせられて、大して意味のない研修を受けさせられ、まだ手続きがいるのか。。。しかも簡易書留で書類を送る必要有り。これは何の資格なんですかねぇ〜
本来ペーパレスを推進すべき組織がこの有様。脱ハンコの道のりはまだまだ長い。紙が一番セキュリティレベルが高いってことっすか??
せっかくなので、登録から更新までの流れを振り返ってみることに。
<登録編>
結構前に情報セキュリティスペシャリストに合格。気がついたら、名称が変わる。せっかくなので士業?ということで登録してみることに。紙の申請地獄にやられる。登録費用もそこそこ高い。めんどくさい。 心がおれかかる。(´∀`)
<研修編>
最初の2年間はe-learning。2年連続同じような内容をやらされる。役に立った記憶はない。1日で終わるレベル。5000円ぐらいだったら許せるが、それなりに高いので不満がたまる。ただ年一なのでそんな気持ちは気がついたら薄れる。
最後の1年は集合研修(1日だけ。土日に行けるのが救い)。グループワークはそこそこ楽しい。初めて”よかったな”と思えた瞬間であった。が、10万円消費しているので当たり前。逆に、トータルで20万近く投資をして、”いいな”と思えたのはこの一回だけ。割りに合わないことに気が付く。
<更新手続き編>
研修も終わり、やることないと思ったら、IPAからのメール。
- 誓約書
- 登録証
- その他書類
を8/1までに”書類”で提出しなさいとのこと。簡易書留はタダじゃないんだよ。久々にアホかって思った。せかっく3年間研修を受けて、更新しないはもったいないので、精神ポイントを消費しつつ、提出完了。残りのMP3。
ざっとこんな流れ。
情報処理安全確保支援士として3年間過ごしたが、仕事で”資格を持っていて役に立ったこと”は ”0” である。”0”である。”0”である。
- この資格を持っていることが必須の仕事に出会ったことはないし、
- 資格持ってるからって、優遇されたこともないし、
- 研修を通じて、仕事にタイムリーに生かせる知識が身についたわけてもない。
試験に向けての勉強、試験の内容は非常にいいものだと思っている。ベースは身につくし、業務にもそれなりに生かすことができる。
私が批判しているのは、”資格維持に関する制度”である。登録費、e-learningの為に支払ったお金が、有効活用されていないのが悔しい。もしかしたら。どこかで日本の役に立っているのかもしれないが、その可能性は天文学的な低さと思われ。どうーせ、テレワークで何もやることがないおっさんたちの肥やしになっているだけだろう。( ´ ▽ ` )
民間企業がこんなことやってたら、大問題ですよ。バッシングの嵐。下手すれば、詐欺?的な感じで思われてもおかしくない。
言い出したらキリがないので、いったんこの辺で。(´Д` )(´・ω・`)