PMP (第6版) 合格記~4時間の苦行~
先日PMP(第六版)を受験。4時間の戦いの末なんとか合格。前回記事で英文申し込み完了までを紹介させていただいたので、この記事では受験の感想、勉強方法を紹介する。
<結果/得点>
- 全体:Target(Below Targetのほぼ隣なのでぎりぎり)
- 監視コントロール:Target
- 終結:Target
- 立ち上げ:Below Target
- 計画:Adove Target
- 実行:Needs Improvement
内訳をみると、基準を下回っているものがあったが、全体では基準を上回ったため、合格になったと思われる。
<感想>
一言でいえば難しい。問題数をそれなりに(1000問ぐらい?)こなして挑んだが、似たような問題がほとんど出題されず、一問一問じっくり考える必要があった。結果、4時間をフルで使った。
(トイレに二回行ったが、、長丁場になるので、トイレに行きたくなったら我慢せずに行き、集中力を維持した方がよいと思われる。)
自信がなかったので、試験終了のボタンを押す際は緊張した。ここ数年で一番緊張したかも。。高額な受験料であり、かつ、苦行のような試験。なんとか合格できたのでほっとしたが、落ちていたらしばらく立ち直れなかったと思う( ゚Д゚)( ゚Д゚)
第6版になって難易度が上がったかは不明であるが、ネットで紹介されている第5版の難易度よりは高いのではないか??
<勉強方法と反省>
一番やってはいけない対策は、情報処理試験の午前問題の様に、
★問題と解答を覚えるだけで、内容を深く理解しないこと★
である。自分はこれに近い対策をやってしまい、本番で苦労した。1000問近い問題を解いて受験したが、類似の問題はほとんど出なかった。
唯一の救いは、各練習問題の解説をじっくり読んでいたことである。本番試験中は、解いた問題より、その解説を頑張って思い出し、解答を選んだケースが多かった。それがあったから、ギリギリ合格できたと思われる。
四択の試験ではあるが、本質がある程度理解できていないと受からない様になっている。PMBOKを全て理解する必要はないが、最低限の用語/ツールは暗記し、練習問題を解く際は、該当のPMBOKの章も読み込み、
- 何故そうなのか
- 関連するプロセスは何か
- ツールは、実務で使うとどんなイメージになるか
などを包括的に理解しながら勉強を進めるのが肝要であると感じた。
実際にPMP関連の記事に
PMBOKの読み込みが遠回りのようで、実は1番の近道ではないか
と言及されていたりもする。
<使用した参考書/問題集>
②、PMP試験対策テキスト&問題集 2016年度新試験対応版
③、TACの問題(400問ぐらい?)
よく『虎の巻だけでなんとかなる』と言及されていることがあるが、
・解説、章末問題、模擬試験を完全に理解したらなんとかなる
であると自分は考えている。『虎の巻の模擬試験だけで合格した』は正直嘘だと思っている。たぶん、その前に『会社の研修、e-learningでがっつり勉強した上で』の修飾語が抜けていると想定している。
ただ、虎の巻が参考になるのは間違いない。他の参考書と比較してコンパクトであり、持ち運びやすい。練習問題も、解説がすぐ下についていて、電車などでも読みやすい。解説も充実している。かなりお世話になった。
35時間の研修を受けてから2年。。ようやくPMPの取得。今年の6月に申し込んでから3ヵ月がっつり勉強したが、案の定つまらないく、なかなか頭に入ってこなかった。PMBOKアレルギーなのか、プロジェクトマネジメントが嫌いなのか、、、、
二度と取り直しはしたくないので、資格維持はしっかりやっていきたい。資格維持のための60PDU取得のハードルが下がった??らしいので、e-learning等を受講したらこのブログでも紹介予定。
次は、10月のシステムアーキテクト。。。試験はまだまだ続く。。(´・ω・`)