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『住宅ローン・団信・各種保険』を全て理解して契約している人マジで0人説

YouTubeにアップされている水曜日のダウンタウンを見すぎて感化されてしまった。。

先日、仕事の提案のアイデア出しを目的に『人の一生でもっとIT化できる領域はないか』ってお題で、いろんな人と議論した。やるからには全力をということで、ある人は自分の人生を振り返り、ある人は理想の人生を妄想し、ある人はひたすら笑いを求めてプレゼンしていた。

個人的に面白かったのが『一生に出会う保険の数と種類』に関するプレゼン。肝心のIT化の提案部分は正直イケてなくボツだったが、生まれた時/入学した時/結婚した時などシーンごとに出合う保険を説明してくれた部分は非常によかった。

特に『家を買うとき』のシーンは『へ~~』って思うことがたくさんあったので、せっかくかくなので紹介する。

住宅ローン 借り方・返し方 得なのはどっち?

まずは『団信(団体信用生命保険)』。団信という言葉を知っている人は多くないかもだが『住宅ローン組んでも死んだらチャラになる』ってことを知っている人は多い。

ただ、この団信一つでも奥が深い・・・ローンを組む銀行によっては+αをたくさんつけられる。

<団信の種類>

  1. ガンになったらチャラ
  2. ガン+三大疾病になったらチャラ
  3. 一定期間入院/在宅医療していたらチャラ
  4. 要介護認定されたらチャラ
  5. チャラにならくとも、指定の状態になったらその期間は免除

などなど、十人十色というか十行十色。

支払方法も金利上乗せ型が主流だが、個別に保険料が払えるタイプなど、自分に合ったものを選択するのが難しい。

一番シンプルなのは『自分は絶対病気にならない』との信念のもと保険は最低限に留め、一番金利が安い銀行でローンを組むことである。

将来に不安がある、不安を煽る人が多いから、これほどの種類の保険が売られている訳で、結局『不安だから、後々後悔するには嫌だから、保険で元を取ろう』などなど思いを巡らせ加入してしまうのが、人間の性。

個人的には保険に入ることには肯定的である。

(そもそも数千円の保険料をケチらないと返済がきつい、余裕がない人はローンを組むべきではないと思ってはいるが。。)

保険の加入を考えている人は、不安を感じているから検討しているのであり、その不安が月数千円の負担で取り除けるのだったら、安いものだと考えているからだ。

将来のガンに対して不安を持っている人が、月数千円の保険料をケチって『ガンになったらローンの支払いが大変だから大好きな肉は控えよう、大好きなお酒・たばこをやめよう』って感じでいろいろ抑制してつまらない人生過ごすぐらいだったら、数千円払って『ガンになったらチャラになるし、多少不摂生であっても自分のやりたいことをやろう』って感じに人生を謳歌した方が豊かな気がする。

ただ、ガン以外の病気になったらどうしよう、就業不能になったらどうしようと別の不安が出てくるのもまた然り。

当然カバーできるリスクの範囲が広くなるほど、保険料は上がる。

正直個人が気が済むものに入ればいいと思うのだが、団信に限っていい判断基準があるってことをプレゼンの中で知った。それは、、

 ・同じ保障を他の保険で賄う場合いくら必要か。

例えば、『要介護2』に認定されると住宅ローンがチャラになる団信があったとする。

30歳後半で30年ローン(5000万円)を組み、折り返しの5X歳の時に『要介護2』状態になってしまった。その団信に入っていればちょーざっくり『2500万円』はチャラになる。それを、民間の医療保険、就業不能保険、介護保険で『2500万円』を補填しようとするといくらの保険料が必要か。

を判断基準にするということ。もちろん損益分岐点はローン残高に依存するので、100%決められないのだが、少なくとも支払う保険料の妥当性判断には使えそうである。ただし、、、、

精度の高い判断をするためには、公的保険が適用される範囲、一般的な医療保険/就業不能保険/介護保険の保障の範囲・保険料を知っておく必要があり、結局のところ結構大変。

そこで題名

『住宅ローン・団信・各種保険』を全て理解して契約している人マジで0人説

 

ほんとは火災保険とかも書きたかったのだが、ちょっと長くなってしまったので次回に・・

 

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