【コラム】Webについて説明できない
Webについて説明してください。って言われると案外何を説明したらよいのかわかなかったりする。HTTP、HTML等様々な技術要素の集合体?が「Web」であろうか・・
最近はHTML5やJqueryなどの登場で、どんどん開発が楽になっていき、プロトコルレベルのコアな知識はますます不要になってきた。
要は「Web」を作る人にとって、「何故動くのか」ってのは意識する必要がないのである。
ただモノを作るだけの人にとっては、意識する必要はないが、セキュリティ/ユーザビリティを意識したサイトを作るためには、コアな知識ってのは必要になってくる。
ブラウザに表示されるまでにどのような順番で表示されていくのか。。。
セキュリティホールを作らないためには、どこに気を付けなければならないのか。。。
HTTP/HTML/URLなど基礎から学びなおしたい人には以下の本がおすすめ↓↓
Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)
HTTPのステータスコードとか、なんとなく「404の場合はエラーに飛ばす」とか会話で使用しているが、実は404の正体を知らないって人とか多いと思う。
どこにステータスコードを保持しているのか、どのようにしたら取得できるのかなど、この辺りを、プロトコルレベルで知っていると、プログラムを組むときに大分楽になるし、理解しながら組めるので、より質の高いものができる。
ステータスコードを例にしているが、cookieやローカルストレージなども考え方を同じで、どこにデータが保持されていて、どのようなルール/規約が存在するのか知っていればいるほど、質の高いプログラムが組めるようになるはずである。
深い話は正直つまらなくて、頭に入ってこないが、自分の業務と結びつけることですっきり理解できたりする。この本を全部理解する必要はなく、業務や授業で出てきた用語を理解し、そして、理解したことを業務で使うことで身についていくはずである。
Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 山本陽平
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/04/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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