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【コラム】ここが変だよ日本のプロジェクトマネジメント①

最近は設計書を執筆することも、コードも書くこともめっきり減り、日々マネジメント、マネジメント、マネジメントの地獄・・・

かっこよく言えば「お客様の実行支援」となるが、やってることはぶっちゃけ日本語が書ければ誰もできるようなこと。ただ、誰でもできるはずなのに、ちゃんとやらない人もいるのも事実ではあるが。多重下請けの構造が悪いのか、単にやる気がないだけなのか、どちらにしろ原因はしょうもないことではないことではないかと思う。

愚痴を書きだしたら、キリがないので、プロジェクトマネジメントの変だと思うことをつらつら書いていきたいと思う。

一つだけ、言っておくが、別にアメリカとか他の国のプロジェクトマネジメントを知っているわけではない。

■プロジェクトマネジメントを勉強していない人が多すぎる件■

資格と同じで、勉強していればよいとい話ではないが、基礎中の基礎も知らずにプロジェクトマネージャーとかになる人が多いと感じている。コード書くときとか、独学・業務で結構自主的に学ぶと思うが、プロジェクトマネジメントになった途端それをやめる人がいる。意味不明である。経験、勘、度胸のいわゆるKKDでどうにかなると思っているのか。

プロジェクトマネジメントにも王道があり、それをいかに応用できるかが重要なのである。Struts、SpringなどのFW(フレームワーク)を使用して効率的にプログラムを作成するのと同様に、PMBOKなどのFWを使用してプロジェクトマネジメントを効率的に行うのである。この辺のFWの知識がない人ほど「PMBOKは役に立たない」とか平気でいう。もうバ〇である。「全部が全部PMBOK通りにやるから」おかしいのであって、必要なエッセンスを抽出してプロジェクトに取り入れるのが本来の姿である。PMIもそもそも「そのまま全部PMBOKのとおりにしろ」とは一言も言っていない。「PMBOKはプロジェクト特性に合わせてカスタマイズしろ」と言っているのである。

やっすいやっすい経験を盾に暴力的なマネジメントをするぐらいだったら、FWを学んだ上で、王道的なマネジメントをしてもらいたいものである。

 

第二回に続く・・・・(´・ω・`)

 

はじめてのプロジェクトマネジメント 日経文庫

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