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【コラム】チケットの使い方~何故チケット管理システムで効率化できないのか~

チケット管理システムの導入を導入している企業/組織は多いと思うが、実際にそれを効率的に使いこなしている人は少ない。

 

■チケット導入の失敗例

・チケット運用のルールがガチガチぎて、管理がめんどくさい。

・メールベースのやり取りに慣れすぎて、担当者が使用してくれない。

・導入部門がそもそもチケット管理を理解しておらず、現場が混乱する。

 

チケット管理システムはSVNやGitなどのツールと連携するとより便利になるのだが、そもそも「チケット」について理解していない人が多い。

 

 誰が、どのようなタスクを、どのくらいの量を、いつまでにすべきか

 

みんなで共有できるのが最大のメリットであり、

チケットの更新依頼を「メール」で行うなど本末転倒である。

チケットとメールの二重管理など無駄でしかない。チケットを導入するなら、内部のやり取りは全てチケットにし、外部とのやりとりだけをメールにするなど、シンプルな運用にすべきである。

 

シンプルな運用をするためには、できるだけ個人がのびのびチケットを発行できるように入力項目を簡素化すべきである。

タスクの期限、担当者のみを必須にするとか、担当者間でコミュニケーションをとれる最低限の入力項目だけを用意すればよい。

タスク管理だけではなく、バグの管理においてもチケットの件名の記載ルールなど必要最低限のことさえ決めてやれば、十分に機能する。

やたら管理をしたがる人がしゃしゃりでててきて、入力項目だけを増やしていき、現場がすこしでも入力ミスをする注意する。そんな運用をしているからチケット導入したら余計非効率になるのだけである。さらに残念なことに、チケットの本質を分かっていない人ほど、エクセルの台帳が好きな傾向がある。

チケットの管理をエクセルでやる。。。もうチケットはやめてしまえばいいと思う。

 

新しいことをやることに抵抗がある人が多い場合、チケット導入はおススメしない。そういう組織はいつまでも、outlookやエクセル使ってタスク管理をすればよい。

別にエクセルを使ってのタスク管理を否定しているわけではなく、

「チケットとエクセルやメール」の二重管理を否定しているのである。

 

チケットを導入を考えている人は、ぜひチケットの本質を理解し、導入を成功して頂きたい。

 

<<おススメ参考書>>

チーム開発実践入門 ~共同作業を円滑に行うツール・メソッド (WEB+DB PRESS plus)

【感想】

チケットのみならず、GitやJenkinsを導入しようとしている人におすすめの本。

今までのやり方にウンザリし、改善したいと考えている人ほどおススメである。

 

Redmineによるタスクマネジメント実践技法

【感想】

redmineの導入を考えている人にとってはかなりおすすめ。

 

チーム開発実践入門 ~共同作業を円滑に行うツール・メソッド (WEB+DB PRESS plus)

チーム開発実践入門 ~共同作業を円滑に行うツール・メソッド (WEB+DB PRESS plus)

 

 

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