IT資格取得~受験料の節約~

ITに関する資格についてのブログ

電脳会議の申込の勧め~無料より安いものはなし!!~

IT系の仕事をしていると必ず一回は『技術評論社』の本を読むことになるはず。

資格試験に限らず、OSSやプログラミングの解説、学術的な少し難しい本まで一般の人からするとニッチな領域になるかもしれないが、この手の業界の人からすると守備範囲は広めで、少し知識をつけたいときに非常に役に立つ。

高度情報技術者試験の時にかなりお世話になった、ポケットシリーズも『技術評論社』出版の本である。ポケットシリーズに出会えていなかったら、確実に受かっていないので、『技術評論社』様様である。

<お世話になったポケットシリーズ>

要点早わかり 情報処理安全確保支援士 ポケット攻略本 (情報処理技術者試験)

要点早わかり ネットワークスペシャリスト ポケット攻略本 (情報処理技術者試験)

技術評論社』が運営している電脳会議はご存じだろうか??

だいたい1ヵ月半に一回、刊行されている『無料』の読み物である。Webから登録するだけで、自宅に郵送してくれる。新聞をスマホで読めないアナログな自分にとっては非常にありがたいサービスである。ポストを取るときに、広告以外に封筒が入っていると『何かな?』ってウキウキするのもなんかいい(´・ω・`)

以下のURLから登録できるので、興味のある方は是非!!

gihyo.jp

この読み物のいいところは、トレンド/流行りに合った本を紹介してくれることである。少し長めの踏み込んだ解説をしてくれるので、それを読むだけでも勉強になる。IT系の話がメインではあるが、ウンチクが増えるので、仕事のちょっとした会話とかで役に立ったりもする。

個人的に一番気に入っているのは、いちいち本屋に探しに行かなくても、良さげの本に出会えることである。長めの解説のおかげで、買って後悔することもない。

直近は以下の本に出合うことができた。

エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング

プロジェクトマネージャーの立場で、技術的な課題だけではなく、

  • 上司部下、下請け孫請け、モチベ―ジョン、炎上プロジェクト etcetc

たくさんのいろんな人と仕事をしているからこそぶつかる課題』に困っている人に進めたい本である。著者の日本語能力が非常に高く、びっくりするぐらい読みやすく、頭に入ってくる。ちょこちょこ過去の偉人や、寓話なども交えて論じてくれているので、読んで理解したことを、直ぐに他の人に伝えたくなる不思議な感覚になる。

この本は二周したら、がっつりこのブログで感想を書く予定。

エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング

エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング

 

★★とりあえず、このブログ読んだら電脳会議に登録★★

 

『転職エージェントを使って後悔したことベスト1』と『エージェントを使わないことの勧め』

エージェント使って転職したことある?って仕事仲間に昼飯食べている時に聞かれた。転職は複数回しているが、エージェントを使ったのは初めの1回だけ。しかも、結局エージェント経由では転職しなかったってオチつきである。

それ以降エージェントを使っていないのは、使ったエージェントサービスで後悔しかなく軽くトラウマになったからである。

今の仕事の関係上、よくエージェントに会うのだが、いい人もいっぱいる。ただ、初めて使ったエージェントがイマイチすぎて、個人的には二度と使いたくない。

■後悔ベスト1:勝手にいろんな企業に応募しまくる。

まあ、エージェントのビジネスモデル上しょうがないと思っているが、、

自分の許可なし』に応募されて困った困った。しかも上っ面の経歴しかみてないから応募職種もテキトー。面接の練習が目的とかいっていたが、大して行きたくない企業のやりたくない職種の面接したところで、学生の就活じゃあるまいし、志望動機もろくに言えないのでただ落ちるだけ。多少社会勉強にはなるが、、、、(一番ひどかったのが、プロジェクト名に『マーケティング』って入ってただけで、マーケティングの職種に応募されたこと。そもそもIT屋さんなのですが・・・( ゚Д゚) )

転職に向いている人 転職してはいけない人

!!!!一番困ったのは数年後!!!!

数年経って『あの会社いいな!!!』って思って応募したら、『応募履歴があります』って断られた。始めは????状態だったが、5分後ぐらいに『あっ』てなった。エージェントに問い合わせたら『勝手に応募して書類選考落ちてそれを報告してなかった』っていう想定どおりのオチだった。

↓↓↓ちなみにぱっと思いつく後悔ベスト2は以下↓↓↓

■後悔ベスト2:面接対策がネットで調べられるレベル。

面接対策という名の、過去に聞かれたこととかを教えてくれたが、内容が薄くてネットに出てるレベルであった。模擬面接とかしてくれるが、大して社会人経験がない人にしてもらったところで、イライラしかしなかった。電車賃と時間を返してもらいたいといまでも思っている。( ゚Д゚)

本気の転職パーフェクトガイド―トップコンサルタントが教える

 

■転職のエージェントレスの勧め

転職を複数回して思ったことが、

  • 転職したいなら、ちゃんと行きたい企業/職種を見つけて自分で応募する

ってのが一番かなと。真剣に面接で話したいことを考えるし、採用してくれる企業からしても、エージェントにバカ高い報酬を払わなくて済むのでWin-Winになれるはず。

エージェント経由でないと応募できない案件がある/非公開の求人』の場合は使わざるを得ないと思ってしまうが、そんな時は以下の方法があるとのこと。(これは自分ではやったことはない。)

  1. エージェントに会う。
  2. 気になる企業の求人があるか聞く。
  3. 情報を聞き出せたらテキトーに理由をつけて転職をやめたことにする。(職務経歴書を渡さないのがポイント)
  4. 気になる企業に自分からコンタクトを取って、面接のこぎつける。

業界タブーなやり方にも見えるが、採用側からするとコストが抑えられるのでメリットは大きいと思ってしまう。

これは実体験であるが、ビズリーチやリクナビなどの求人サイトの『企業からくるスカウトメール経由』での応募が非常に良かった。初回の面談で細かめに会社や業務内容のことを説明してくれて、かつ、経歴とのマッチング具合もフランクにディスカッションできるケースが多かったからである。スカウトメールを送る企業は、もちろん求人サイトに課金しているだろうが、エージェントに払う報酬と比較すると微々たるもののはずで、充実した対応ができる背景なのかもしれない。

#結局スカウトメール経由でも転職はしなかったのだが、、、ただ前向きな理由である。できること、やりたいことをディスカッションして互いに『あ、違いますね』って結論になったからである。

 

だらだら書いたら、いつも通り結論が見えなくなったので、一旦ここまで、、、転職ネタは結構たまっているので、時間ができたらまた書こうかなと(´・ω・`) 

 

簿記二級の受験記(●2年ぶり4回目の挑戦で70点のギリギリ合格●)

2月に受けた第148回日商簿記2級の結果が出た。(3週間ぐらいで結果がわかるので受験生にとっては非常にありがたい。)

結果は、、、、『70点ぴったりのギリギリ合格』であった。70点だろうが100点だろうが合格には変わりないのが資格試験のいいところ。

 設問1: 12 / 20 (仕訳問題) 平均点:11.3

 設問2: 14 / 20 (有価証券) 平均点:10.2

 設問3: 10 / 20 (連結精算表) 平均点:7.2

 設問4: 16 / 20 (実際個別原価計算) 平均点:10.9

 設問5: 18 / 20 (組別総合原価計算) 平均点:13.2

  ⇒ 合計 70 / 100 平均点:52.8  合格率 32.7%

カフェ勉強派の自分にとって簿記の勉強は、電卓はいるし、打つとうるさいし、参考書はデカイしで、全然捗らなく、嫌いであった。だから4回も受けることになったのだが、、、

今回合格できた要因は以下と考えている。

  1. 合格率が高かった。(30%オーバーで過去10回と比較しても上位に入る)
  2. 直前にやった予想問題から似たようなものが出題された。

要は、ただただ運が良かっただけであった。何回も受けると簿記は、いつかは恩恵が受けられるようだ。

前もコラムで書いたが『使える資格NO.1』とか『企業が求める資格NO.1』とか『就活生におススメの資格』とか謳うのであったら情報処理試験の様に、もう少し合格率は安定させてもらいたいものである。回数が多いので難しいことであると思うが、10%前半の回があれば、40%ぐらいの回があったりするので、ちょっとねぇ。。。

昇進/昇給が懸かっている人にとっては生活がかかってる死活問題だったりするので、是非今後改善してもらいたい。(まあ、ばらつきがあることを前提に、計画的に取得しろよって考える人が大半だと思うが、、)

↓↓以下から今回の勉強方法を紹介する↓↓

今回は2年ぶりの受験ってこともあり、出題範囲も大幅に変更となっていることから参考書/問題集は全て買い直した。

<<参考書>>

ズバリ合格! 日商簿記2級 基本テキスト 新版四訂 (日建学院の「ズバリ合格! 日商簿記」シリーズ)

[感想(ズバリ合格! 日商簿記2級 基本テキスト)]

商業簿記と工業簿記の両方を一冊で勉強できるので買った。まとまっている分、不足していることはあるが、『工業簿記』は重要なポイントがしっかり抑えられており参考になった。

工業簿記で34点とれたのは、この参考書を通勤時間にひたすら繰り返し読み込んだからであり、かなり感謝している。簿記の参考書にしてはサイズもコンパクトであり、持ち運びやすいのもGood!!

<<問題集>>

日商簿記2級 みんなが欲しかった やさしすぎる解き方の本 第2版

[感想(日商簿記2級 みんなが欲しかった やさしすぎる解き方の本)]

解説が充実していてわかり易く、問題集なのに『読んでるだけで得点力が上がる』魔法の問題集。ある程度知識がある人であったら、この問題集だけで合格できるのではないか。

A4サイズでそれなりに厚さもあり、電車で読むことができなかったので、お風呂とか土日のカフェとかでひたすら読んだ。頑張って問題も電卓使って解こうとしたが、やる気の問題で半分もできなかった・・・が、読むだけでも得点力が上がることは自身が証明できたのではないかと思っている。小さいサイズでもこの本が出たら神本になると思う。

<<直前の予想問題>>

無敵の簿記2級 第148回直前総まとめ

[感想(無敵の簿記2級)]

 3回落ちているの流れを変えようと、直前シリーズを買ってみたら大当たり。試験前日に1時間ぐらいかけて予想問題の『連結財務諸表』の解説を読み込んだことで、設問3の(連結精算表)で10点も取ることができた!やっていなかったら絶対に落ちていたorz.....

次回どうなるかはわからないが少なくとも『148回の直前総まとめの精度』は半端なく高かった。たぶん、ある程度知識がある人が、直前の三日ぐらい本気でこの問題集やれば受かったのではないかと思うぐらいである。試験に間に合わないと思った人が、無敵シリーズに絞って最後の追い込みするのは結構ありだと思う。

<<勉強方法>>

問題集の紹介に書いたとおり、実際に電卓使って問題を解くのではなく、読み込み中心の勉強で乗り切った。簿記は問題を手を使って解かないと、得点力はなかなか上がらないので、読むだけの勉強は全くおススメしない。自分みたいに『何回も受けていつか受かれば。。/少ない勉強時間で受かればいいな』ぐらいのノリだったらいいかもしれないが、、、

読むだけだと、試験の時間配分、計算用紙の使いかも下手で、かつ、電卓打つ精度が悪くスピードも遅いままになってしまう。4回目ってことにあり、精神的な余裕はあったが、時間的な余裕は全くなかった。解き終わったときは、試験終了3分くらい前であり見直しする時間は皆無であった。

ともあれ、やっと合格できたので簿記の参考書を部屋から処分できるのが個人的には一番うれしいこと。この流れで4月のプロジェクトマネージャーをなんとか突破したい!!!!!!!!!

日商簿記2級 みんなが欲しかった やさしすぎる解き方の本 第2版

日商簿記2級 みんなが欲しかった やさしすぎる解き方の本 第2版